こんにちは、操身術の中島です。

今回のテーマは、「合気がかかると、なぜ手が離れなくなるのか?」について考えていきます。

 

合気の不思議な技は、超能力ではありません。

身体に元から備わる「無意識の反応(反射)」を、巧みに使った技術です。

 

合気がかかると手が離せなくなるのも、無意識の反応を利用しています。

 

例えば、溺れる者は、ワラをもつかむと言いますが、人は危機に瀕すると、無意識になにかをつかんで安定しようとします。

水中では、溺れることが危機ですが、陸上では、倒れることで危機を感じます。

 

合気は、バランスが崩れ、倒れそうな状態になると、無意識に人は手をつかんでしまう性質を利用しています。

 

上記の性質から、合気を上手くかけるには、常に相手の「バランスが崩れた状態」を作り出すことが重要です。

 

技をかけても、相手が安定していると手を離すことができます。

また、技の途中で相手がバランスを回復し、安定を取り戻すと手を離すことができます。

 

では、バランスの崩れた状態は、どうやって作り出したらいいのでしょうか?

バランスを崩す方法も、「無意識の反応」を利用する必要があります。

なぜなら、「人間は、潜在的に強く、転倒に恐怖を感じている」ので、あからさまにバランスを崩そうとしても、簡単には、崩れてくれないからです。
人は通常、安定した状態で、外から力が加わって、バランスが乱されると、足を使ってバランスを回復しようとします。
足を踏ん張ったり、一歩ステップしたりなどです。
手をついたり、なにかをつかもうとする「無意識のバランス回復反応」は、もっと大きくバランスが崩れたときに見られる反応です。
この「手を使ったバランス回復システムの起動」が、合気で手が離れなくなる原理というわけです。

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