操身術の中島です。
本日、操身術チャンネルに驚愕法を武術に応用する方法をアップし
動物はみな身を守るために、危険を感知するとそれを回避する反射
ダンゴ虫がつつかれると体を丸くして身を守るように、動物にはさ
今回紹介する驚愕法は、人間に備わる驚いたときの逃避反応を武術
かなり自信作なので、ぜひご覧ください。
▼驚愕法の詳細解説―操身術チャンネル
https://www.sosinjutu.com/?wix
ついに書籍発売されました。
本屋に並んでいる所を、直に見たくて、いつも参考資料を探しに行く栄の丸善名古屋本店さんで写真を撮らせてもらいました。
撮影許可をもらう時、サービスカウンターの女性店員さんに書名を言ったら、「BABのですね!」と即答されてビックリ。武術家かもしれません。
こちらの書店さんでは、目の高さの一番左端に面陳列してもらえていました。
次に、同じくいつも利用させてもらっている栄のジュンク堂書店さんでも、撮影させてもらいました。
発売初日のランキングを調べてみると、
セブンネットショッピングでは、「武道」カテゴリ1位!
https://7net.omni7.jp/detail/1107276649-1107276649?cateType=1&siteCateCode=211023
hontoでは、「格闘技・武術」カテゴリで11位!
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アマゾン売れ筋ランキング 「スポーツ(本)」カテゴリでは、119位!
まだの方は、ぜひ読んでみてください!
(読まれた方は、amazonレビュー書いていただけると嬉しいです)
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最近は、ツイッターで「技の紹介動画」や「コツ」などをつぶやいています。
ぜひフォローよろしくお願いします。
では、さっそく今回のテーマに行きましょう。
今回のテーマは、武術特有の不思議な「手の形」です。
武術には、合気道の「朝顔の手」、柔道の「矢筈の手」、古武術の「折れ紅葉」など、特別な「手の形」をつくることで、逆らいがたい力を引き出す技術があります。
なぜ、不思議な「手の形」にする必要があるのでしょうか?
それは、小手先の力ではなく、体幹の力を利用するためです。
不思議な手の形をつくると、手の屈筋と伸筋の緊張を拮抗して固まります。
すると、「小手先の力」は封じられて、強力な「体幹の力」が発揮できるのです。
その原理を応用して、操身術には、特別な「手の形」を使った技がいくつかあります。
ツイッターで紹介していますので、ぜひ見てみてください。
フォロー・RTもよろしくお願いします
指から全身を調和させる
— 中島賢人 操身術 (@nakajima_kn) February 27, 2022
操身術「摑手」(つかみで)
合気道の「朝顔の手」や柔道の「矢筈の手」など、武術には、手を特定の形にすることで、全身の力を引き出す技術があります。
沖縄空手では、甕(かめ)をつかんで、三戦(さんちん)の歩法を行う鍛錬法もあります。 pic.twitter.com/CPh46Se4vh
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今日は、握手から人を落としたり、投げたり、関節技を極めたりする【握手技】の紹介です。
まずは、動画をご覧ください。
武術の技を行うには、「つながり」や「結び」が大事だといわれています。
操身術では、「人とつながる技法」を学ぶには、普段行っている「握手」や「手をつなぐ」ことから始めた方が、上達が早いと考えています。
「握手」や「手つなぎ」は、もともと、人とつながろうとする行為です。
武術では、相手が自分に危害を加えようとしてくる設定なので、「つながり」をつくるのは容易ではありません。
しかし、互いにつながりをつくろうとしている「握手」で、つながりをつくることは、比較的容易です。
テクニックを上達させるためには、まず、簡単な方法でコツをつかみ、それから、難しい方法にチャレンジするのが、王道であり、近道でもあります。
操身術では、握手や手つなぎ、ハイタッチ、おじぎなど、日常的に人とつながる行為を重視してきました。
握手技は、楽しい「武術・身体遊び」であると共に、非常に重要な基本技術だとも思っています。
▼握手技のくわしい解説は操身術チャンネルで
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今回は、「武術と皮膚」がテーマです。
あらゆる武術は、身体の接触をともないます。
合気や柔道などの組み技系の武道は、お互いに組み合うことで皮膚を接触させます
また、空手や中国拳法など打撃系の武術も、打ったり蹴ったりする際には、皮膚に接触します。
人間の体の外側は、全て皮膚に覆われているので、あらゆる武術・武道は、お互いの皮膚の接触をともないます。
しかし、多くの現代武道では、関節や筋肉には目を向けますが、皮膚の存在を無視しています。
どんなに、骨格をイメージして技をかけても、皮膚を通じてしか相手の骨格に力を伝えることはできません。
そう考えると、皮膚のことを理解することが非常に大事になってきます。
皮膚は、単なる体の外側をつつむ皮ではないからです。
皮膚は「触覚を感じる」という重要な役割を持っています。
実は、皮膚は、目や鼻・耳・舌などと同じ外界を感じ取るためのセンサーでもあるのです。。
皮膚をセンサーととらえると、相手の皮膚に接触によって、どんな情報を伝わるかが非常に重要になってきます。
接触の具合によって、相手の感じ方が変わり、それによって相手の身体反応が変わってくるからです。
強い接触なのか、弱い接触なのか、広範囲の接触なのか、狭い範囲の接触なのかなど、接触具合によって、相手の身体には多様な反応が起こります。
この多様で予測のつかない反応を、うまく使いこなすのが達人というわけです。
皮膚への刺激が引き起こすさまざまな反応のうち、相手の力が抜けてしまう反応を「無力化」と呼んでいます。
無力化については、下記の動画で紹介しています。
▼操身術DVD講座「達人と皮膚」無力化の法則
▼オンライン視聴ページ
]]>今回は、目からウロコの「柔道上達法」がテーマです。
ふつうの柔道上達法は、「自分が強くなる」ための方法を教えてくれます。自分が強くなるための練習法や技の入り方などは、もちろん大事です。
しかし、自分が強くなるのと同じくらい大事なのが「相手を弱くする」ことです。自分と相手との実力が同じくらいであれば、あとは、どちらが相手に力を発揮させないかという争いになります。
相手に実力を発揮させないために、よく取られる戦法を上げてみます。
組手を切りまくる
投げる気のない技をかけて審判の「待て」を待つ
ピチピチのつかみにくい柔道着を着る
これらの戦法は、柔道競技において、相手に実力を発揮させないために、非常に有効です。しかし、競技としての面白さを、大きく減じるものであり、試合の意味を損なうものなので、上記の戦法は制限されています。
また、上記の戦法は、柔道を武術と考えるとまったく意味をなさない「ズルい」戦法ばかりです。自分の勝利だけを考えると最適な戦術も、将来的な成長や柔道全体の未来を考えると自分の首を絞めるような行為といえるのではないでしょうか。
操身術では、「正当な手段で相手に力を発揮させない方法」のみが意味を持つと考えていて、それを「無力化」あるいは「弱体化」と呼んでいます。
柔道には、嘉納治五郎師範が考案した「崩し」という「相手に力を発揮させなくする方法」があります。これは、投げるための準備段階で、ズルい手段ではありません。崩しは、正当な形で相手を弱くする方法なので、「無力化」の好例です。
操身術では、柔道に限らず、あらゆる武術に使える「皮膚を使った無力化の方法」をDVD講座として発表しています。DVDと同じ内容のオンライン版は、スマホやPCなどですぐに視聴できます。
スマホ・PCで見るなら、オンラインがおすすめです。
オンラインで視聴⇒https://www.sosinjutu.com/tatujintohifumuryokukanohousoku
DVDの販売ページ⇒https://www.sosinjutu.shop/?pid=157809563
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今回のテーマは、「合気と皮膚感覚とゾウリムシ」です。
合気は、皮膚にかけるもの、また、筋肉にかけるもの、関節にかけるものなど、視覚にかけるもの、または、平衡感覚にかけるものなど、多数のバリエーションがあります。
相手の感覚に与える情報を操作して、相手の行動をコントロールするのが、合気という技術だからです。そのため「感覚の種類の数だけ合気の掛け方がある」というわけです。
触れ合気が、皮膚への刺激による動きの誘導であるとすると、原理的にはゾウリムシにも合気をかけることができます。
さらに、ゾウリムシに弱い圧迫を加えると、どうなるかというと前進でも後退でもなく静止します。
先日、「皮膚を使って相手を無力化する法則」を解説したDVDをリリースしました。
このDVDには、人間の皮膚を圧迫して、相手の筋力を一時的に「無力化する方法」が解説されています。ゾウリムシほど単純ではないにせよ、人間にもこの仕組みがありますので、その法則さえつかんでしまえば、皮膚感覚をつかって、無力することができるのです。
操身術DVD講座「達人と皮膚」無力化の法則は、下記サイトで視聴できます。
オンライン視聴⇒https://www.sosinjutu.com/tatujintohifumuryokukanohousoku
DVDショップ⇒https://www.sosinjutu.shop/?pid=157809563
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今回は、「なぜ、皮膚の圧迫で無力化するのか?」がテーマです。
人を含む動物の皮膚には、圧迫されると筋肉が収縮して、体が動いてしまうハンガー反射という仕組みがあります。
ハンガー反射については、下記の動画を参照ください。
ハンガー反射現象は、皮膚の一定の場所を圧迫することで、その刺激から逃げるように体が動くことととらえられます。
これは、どんな動物にも備わる「逃避反射」です。
もっとも根源的な反射である「逃避反射」は、アメーバやゾウリムシなどの単細胞生物にもありますし、魚類やカエルなどの両生類、トカゲなどの爬虫類、犬やネコなどの哺乳類、人間などの霊長類にも、もちろんあります。
逃避反射は、外部からの刺激に対して、逃避する行動を誘発する反射です。
私たちが、熱いものに手を触れると、無意識に手を引っ込めてしまうのも、逃避反射の一種です。
無意識下で自動的に筋肉が収縮、または弛緩する現象を反射といいます。
皮膚を圧迫すると、筋肉の収縮力が弱ってしまうのは、皮膚の逃避反射の効果です。
この皮膚の圧迫による逃避反応によって、相手の出す筋力を相殺してしまうのが、皮膚の圧迫による無力化というわけです。
ただし、皮膚のどの部分を圧迫しても、かんたんに無力化が起こるわけではありません。
皮膚のある部分は、より相手の筋力を増強し、ある部分は、弱体化させ、また、ある部分は何も起こしません。
皮膚の特定の部分だけが、無力化を引き起こします。
また、圧迫の仕方も、逃避反射に大きな影響を与えます。
皮膚の圧迫と無力化の関係を、法則としてとらえたのが、今回制作した「達人と皮膚」無力化の法則です。
「皮膚の圧迫による無力化」現象は、動物に備わる防御本能である「逃避反射」の一種ととらえると、さまざまな武術の不思議な技をうまく説明し、また技を再現することができます。
▼操身術DVD講座 「達人と皮膚」無力化の法則は、下記のページより購入できます。
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▼スマホ・PCでの視聴にはオンライン版がおすすめです。
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今回のDVDのテーマは、「皮膚の圧迫による筋肉の無力化」です。
皮膚には、圧迫すると力が入らなくなる部分が全身各所に多数あります。
いわば、「皮膚の弱点」といえる部分です。
今回のDVDでは、この多数ある「皮膚の弱点」をうまく圧迫することで、敵対する相手を弱体化させる方法を解説しています。
さらに、踏み込んで、具体的な方法のみならず、無力化のための「3つの法則」も紹介します。
この3つの法則を知れば、全身に散在する多数の「皮膚の弱点」を瞬時に判別し、適切な圧迫刺激を与えることができます。
つまり、自由自在に、皮膚を圧迫して相手を崩し、弱体化させることができるというわけです。
今回も目からウロコのとても単純な原理にして、あらゆる武道で使える根本的な原理を紹介します。
まずは、YOUTUBE動画をご覧ください。
今回から、オンラインでもDVDと同じ内容のビデオを販売します。
スマホやPCでのご視聴の場合はオンラインがおすすめです。
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今回のテーマは、「衣服を使った合気」です。
不世出の合気の達人、佐川幸義先生は、衣服をつかんだだけでも合気で投げることができたそうです。
今回の創成期に学ぶ「柔道コツ大全」は、「膝車と支釣込足」の違いについてです。
まずは、膝車の動画からご覧ください。
現代のものとは、だいぶ形が違います。
相手と正対して、体を開かずに投げるのが特徴です。
次に「支釣込足」の動画です。
これも、現代の体を開いてかける支え釣り込み足とは、だいぶ趣が違います。
創成期では、技の習得順序の目安として「五教の技」というのを制定して、その順番で、技を教えていました。
柔道初心者が、最初に、「膝車」や「支え釣り込み足」を習うのはその名残です。
現代では、膝車も支え釣り込み足も、同じような形で投げますが、もともとは、だいぶ違う形でした。
膝車の理合いを覚えてからの方が、支え釣り込み足を習得しやすくなっていたのだと思います。
]]>今回は、武道の「間合い」がテーマです。
間合いは、距離と角度と時間(タイミング)から構成されています。
そのうち、距離と角度についての動画をアップしましたので、まず、そちらかご覧ください。
●間合いの秘密「距離編」
●間合いの秘密「角度編」
間合いに入って相手より優位に立つには、相手に力を出させないような角度に位置することと、距離を盗むことで、タイミングをずらすことです。
今回の動画では、より分かりやすくするため、距離と角度を別々に行いましたが、もちろん、同時に行えばより優位に立つことができ、間合いを制することができます。
逆に、相手が先に角度や距離を合わせて来ると、自分が苦しくなるので、そういう立ち位置に入らせないことが防御のかなめになってきます。
相手の手や足の動きではなく、正中線との関係や、体の向き、攻撃線の方向など、より抽象的なものへ意識を向けることが間合いを制することにつながります。
▼操身術チャンネルで、より詳しく解説しています。
]]>久しぶりのブログ投稿です。
今回から、新たなシリーズとして「創生期の達人に学ぶ『柔道コツ大全』」というシリーズを始めます。
とりあえず、動画をご覧ください。
嘉納先生の著作や創成期の達人たちの文献を参考に、柔道の本質をとらえた「技のコツ」に迫っていきたいと思っています。
創成期の達人たちの写真をみると、「技の美しさ」や「姿勢の美しさ」に目を奪われます。
「柔道の技は、どうすればうまくかかるのか?」
創成期の柔道家は、シンプルだけど「柔道の本質」をついた素晴らしい技を見せてくれます。
それらの素晴らしい資料を参考に、柔道の原点に立ち返り、柔道の本質的な「コツ」について学んでいきたいと思います。
悩んでいる方の参考になれば、幸いです。
柔道を創始した嘉納治五郎先生は、天神真揚流の福田八之助先生に、投げられた時、
「今の技はどうやったのですか?」
と質問したところ、
「おいでなさい」
といわれ、また同じ技を掛けられたそうです。
そして、何度も質問すると、福田先生は「やっていればわかるようになる」とおっしゃられたと、後年述懐しています。
「柔道のコツは、稽古の中で、経験的につかむもの」
現代でも、そう思っている方は多いのではないでしょうか。 もちろん、そういう側面があることも事実です。
しかし、もともと、柔道は、東京大学出身の嘉納治五郎師範が、経験的に編み出されてきた「古流柔術の技」を科学的に分析して、誰でも技をかけられるように「再構築した技術」です。
嘉納師範は、技術を隠さず、門下生に「科学的に柔道の技を指導」しました。
すると、多くの人が柔道のコツを素早く習得することができるようになったのです。
柔道とは、嘉納師範の近代的で「科学的な思考」がつくり上げたものです。
そういう柔道だからこそ、現代の我々も、柔道のコツを経験則だけでなく、科学的な思考によって、根本原理をつかむことが必要だと思います。
嘉納治五郎師範が、明治15年(1882)に講道館を設立して、130年以上経過しました。
昭和13年(1938)に、嘉納師範が逝去されてからも、80年以上の時が経っています。
今では、嘉納師範の教えがどんなものであったか知る人も少なくなっています。
そこで、このブログでは、嘉納師範の著作や、創成期の柔道を支えた先生方の著作を参考に、「創成期の柔道」から「柔道のコツ」について考えていきたいと思います。
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今回は、柔道など組技系格闘技で使える「崩し方」がテーマです。
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柔道では、相手を崩すのに、「パワー・スピード・タイミング・崩す方向・体の使い方など」が重要だと思われています。
もちろん、それも大事なのですが、あまり知られていない崩し方として、「体の力の入らなくなる部分」を押すという方法があります。
上級者は無意識に使っていたり、技のコツとして知られていたりするものもあります。
筋力で頑張っていても、力が抜けてしまってバランスを保てなくなります。
体には、力が抜けてしまうポイントがたくさんあって、それらを刺激すると、相手を崩すことができ、技をかけやすくなります。
このポイントのくわしい場所や押す時のポイントなどのくわしく解説するDVDを現在制作中です。
興味のある方は、近日発売予定なので、ブログやYOUTUBEチャンネルをチェックしておいて下さい。
今回は、柔道など組技系格闘技で使える「崩し方」がテーマです。
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柔道では、相手を崩すのに、「パワー・スピード・タイミング・崩す方向・体の使い方など」が重要だと思われています。
もちろん、それも大事なのですが、あまり知られていない崩し方として、「体の力の入らなくなる部分」を押すという方法があります。
上級者は無意識に使っていたり、技のコツとして知られていたりするものもあります。
筋力で頑張っていても、力が抜けてしまってバランスを保てなくなります。
体には、力が抜けてしまうポイントがたくさんあって、それらを刺激すると、相手を崩すことができ、技をかけやすくなります。
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