こんにちは、操身術の中島です。

今回は、「ナンバ」がテーマです。

 

ナンバというのは、昔の日本人が行っていたとされる「体をねじらない歩き方」のことです。

最近は、下火になりましたが、200mで末續慎吾選手の活躍で有名になりました。

このナンバについて、再考していきます。

 

人間の歩き方には、大きく2種類あります。

「体をねじる歩き方(非ナンバ)」と「体をねじらない歩き方(ナンバ)」です。

 

ナンバの特徴は、体をねじらないので、パワーは出ないけど、体力の消耗が少ないことです。

非ナンバの特徴は、体力を消耗するけど、パワーが出ることです。

 

生まれ持って、ナンバに適した体と、非ナンバに適した体の人がいますので、全ての人が上記に当てはまる訳ではありません。

自分がどちらに適しているか、自分の求める動きが、ナンバなのか非ナンバなのか気づいていることが重要です。

 

「古武術」の多くは、「体をねじらない動き方」で技を行うと上手くいくようにできています。

ですので、ナンバの動きで技を行わないと上手くかかりません。

 

しかし、「西洋スポーツ」の多くは、体を大きくねじる方が適しています。

そのため、スポーツと同じ要領で、古武術に臨むと技がうまくできません。

 

自分の特性にあった動きをしないと、ケガにつながったり、上達が遅れたりしてしまいますので、注意が必要です。

 

例えば、肩幅の大きい人や腕が太い人は、脇を締めず、腕を振り回すと力の出る「非ナンバ」の動きが向いています。

腰が反っている人も、非ナンバの体をねじる動きが得意です。

 

反対に、肩幅がせまく、背骨の起伏が小さい人は、脇を締めて、最小限の効率のいい動き「ナンバ」に向いています。

 

西洋人の多くが、筋トレで腕を太くしたり、胸板を厚くしたがるのは、その方が力が出るからです。

(最近は日本でも筋トレブームですが、)

昔の日本人の多くが、腰や腹を大事にするのは、腕を振り回しても力が出ない構造になっているので、足から腕に力を伝えるために、腰や腹を大事にしていたのです。

 

日本人の姿勢や体型も、ここ数十年の間に大きく変わってきました。

ナンバ・非ナンバの動きを理解して、体型や技に適した体の使い方をすることが、重要です。

 

くわしくは、操身術DVD講座9で紹介していますので、興味がある方は、ご覧下さい。

 

▼操身術ショップ

古武術の達人技を再現する方法を詳しく解説!

累計600本突破の人気シリーズ

「操身術DVD講座」絶賛発売中です。

https://sosinjutu.shop/